少しでも「保険どうしよう」とか「保険って必要?」とか考える機会があればまず保険がどのようなものなのかを知りましょう。私が考えるものとして以下にあげてみました。
保険に入る目的を考える
- 守りたいもの、人。実現したいことは何か。
- この先どんな人生を歩んでいきたいか。
- お得な保険に入るのではなく、自分に必要な保険は何かで決める。
公的保険と民営保険を知る
- 公的保険とは
国における社会福祉や社会保障、公衆衛生の向上などを目的とした保険です。
健康保険、介護保険、雇用保険、労災保険、民年金・厚生年金などがあげられます。条件に合えば強制的に加入となり利用者都合で解約はできません。
国民を守るために必要な最低限の保険なので、これで全てのリスクをまかなえるわけではありません。 - 民営保険とは
民間企業(保険会社)が運営している保険です。国民の生活を安定することを目的としたものですが、加入は任意となり、解約も基本自由です。
生命保険と損害保険に大きくわけられ、生命保険も死亡保険と医療保険とにわけられます。
民営保険に加入するかは保険の目的をよく考え、どんな保険が目的に合うのかというのをじっくり見定めましょう。
必要となる保障を考える
保険に入る目的が見えてきたら目的に保障がある商品があるのかを調べる。または保険屋さんやファイナンシャルプランナーに相談する。
そして、自分が目的に合わせた保障を得られる条件を満たしているのかを確認する必要があります。
保険料の考え方を知る
自分の目的に合わせた保障を得る条件を満たしていたら、自分が支払うこととなる保険料が現在の自分の収支に合っているものなのかを確認する。
定期保険であれば比較的安く支払うことが可能ですが、終身保険は保険料が高くなります。
保険料以外で、今自分が何に対してお金を使っている(支払っている)かを計算してみることが大事です。
加入方法を知る
加入するためには、保険会社の審査があります。主な要素は以下のような感じです。
- 健康状態
- 職場環境
- 道徳上の審査
- 審査期間(1~2週間)
- 審査内容は保険会社によってことなる
問題なく審査を通過できれば契約に至ります。
普通の貯蓄と保険での貯蓄の違いを知る
- 銀行で普通預金や定期預金などの貯蓄
金利が低い現代だと、自分が貯めた分だけが貯蓄金額となり、ほとんど増えないものです。(元本は保証されます) - 終身保険など一定の期間保険料を払い、満期に保険金額を受け取るという貯蓄
保険料は保険会社が運営するため、一定の期間支払った保険料は増え続け、
満期になると支払った以上の保険金額が受け取れます。(保険を契約途中で解約すると損するので元本は保障されません)