定期保険とは
保険料を支払っている期間にだけ保障があります。（掛け捨て保険）
安い保険料で大きな保障を得ることができます。ただし、保険期間が満了した場合は特に何も支払われません。
図のように、契約初年度から万が一のことが起きても保険金は支払われ、契約時に設定した期間（保険料払込期間）の間、保障が続きます。
契約時に設定した期間（保険料払込期間）が切れると更新できる商品もあります。
更新の際に保障を下げたりすることも可能です。
ただ自分の年齢に応じた保険料となる為、保険料が高くなる場合があります。
まとめると以下のようになります。
保険料払込期間
- 契約時にあらかじめ期間の設定が必要です。
保険料払込期間の決め方
- 年単位（10年、20年など）で保険期間を決定する方法
- 年齢で決定する方法
保険料払込期間満了時
- 満期時に支払われる保険金というものはありません。
解約時
- 解約払い戻し金というようなものはありません。
保険料払込期間の更新
- 期間終了時に同じ保証内容で更新される商品があります。また自分で更新する商品もあります。
- 更新時はそのときの年齢に対する保険料に切り替わる為、当初の契約時よりも保険料が高くなる可能性が高いです。
契約条件と保険金額
- 商品にもよりますが、契約できる年齢や契約できる保険金額には制限があります。その為、希望する保証の契約が可能か確認が必要です。
考えなくてはいけないこと
- 契約更新時に何歳まで保証されるかの年齢上限、上限期間が設けられていますので、自分が必要な年齢・期間まで保証されるか確認する必要があります。
- 契約更新時に保険料がどの程度上がるのかを最初の契約時に確認しておく必要があります。
どういう人が向いているか
- 自分の死んだときの生活費を保険金で遺族に残したい人
- 死亡時の保障をできるだけ安く支払いたい人
- 怪我などの傷害に関する補償は不要なので、一定期間保障が欲しい人
- 保険期間満了時は何も残らないので、あくまでも保障であるという考えの人
