ファイナンシャルプランナーに相談行ってきました③

ファイナンシャルプランナーに相談行ってきました①

ファイナンシャルプランナーに相談行ってきました②

にて、私の相談内容と、FPから相談内容その1「老後を考えた場合、住宅ローンを前倒し完済するためのお金のやりくりを知りたい」に関する提案を受け、続いては

  1. 私に何かあった場合、妻に何かあった場合、死亡と医療に関する保険はどんなものが良いか。
  2. 私が死亡時は団体信用生命保険があるのでローンは大丈夫だが、妻の死亡時のローンはどう考えるべきか。(住宅ローンは夫婦で支払いをしています。)

という相談内容に関して、FPの方から受けた提案内容は以下のようなものでした。

医療保障

私も妻も同じ保障内容ですが、妻のほうは女性特有の保障が付いています。

  • 保険期間:終身
  • 保険料払込期間:60歳まで
  • 病気、怪我による入院:1日5千円
  • 手術:入院中なら10万円、外来なら2.5万円
  • 先進医療特約:通算2000万円
  • 三大疾病特約:入院1回につき100万円
  • がん通院特約:1回5000円
  • 女性特有の病気、がん入院:1日1万円(妻のみ)

保険料は掛け捨てで、妻は月6千円弱、私は月9千円弱という感じです。
なんか至れりつくせりという感じです。ちなみに「他にもオプション付けれるんですか?」とたずねたところ「これでほぼ全てです」との回答でした。

内訳を見てあまりよくわからないのは”先進医療特約”です。
先進医療にかかる費用は患者が全額自己負担することになるので、そのような医療費をカバーするための給付金ですが、そんな機会が訪れるかは未知ですよね。

正直不要かなとも思いましたが、保険料の内訳としては月200円にも満たないので、除外しても保険料がそこまで安くなるものでもないのでそのままとしました。

保険料の大半を占めているのは「病気、怪我による入院」と「三大疾病特約」です。
特に「三大疾病特約」は保険に加入する年齢に左右し、三大疾病(がん、心筋梗塞、脳卒中)にかかる可能性が高くなる年齢に近づくと保険料も上がります。

私がすでに加入している保険には三大疾病をカバーするものがなかったので、これは外すと加入する意味が無いなと感じ、保険料、保障ともにとりあえず納得です。

ただ、見てわかるとおり「死亡保障」はついていません。
私の死亡保障は住宅ローンで加入した団体信用生命保険がありますので、他の商品で死亡保障は不要という考えです。
よって、妻にのみ死亡保障について考えとかなくてはいけないとなりました。

死亡保障
  • 保険期間:終身
  • 保険料払込期間:60歳まで
  • 保険料:月3万円
  • 保険金額:1500万円

保険料は貯蓄型ですので、万が一のことが起きなければ満期で保険金額が受け取れるというタイプの商品です。
住宅ローンについて考えた場合、現状共働きなので妻もローンの一部を払っていますが、妻に万が一のことがあった場合、私の退職金+保険金額による支払いで完済できるのかというと、若干不安は残ります。

ただ、何も起きなければ老後の生活費へ補填できますので、つまり、

  • 貯める(貯蓄で)
  • 貯める(保障で)
  • 増やす(保守的)
  • 増やす(積極的)

の中の「貯める(保障で)」という土台が作れると考えた方が良いのかなと。

ただ、保険料月3万というのは結構高いと感じ、医療保障と合わせて、現状の収入から保険料に対して支払えるかどうか判断できず、こちらの案も保留としました。

いかがでしたでしょうか。もちろん家庭の収入事情や仕事、環境によって私が提案を受けた商品なんてとても支払えないという方もいるかとは思います。
しかし、自分に合った保険を探す際に、プロの手を無料で借りることができるシステムがあり、特にイメージしづらい将来のことを考え直す機会としても良いと思い、使わない手は無いなと感じました。